
シナジーシステム株式会社のホームページをご覧いただきありがとうございます。
日々新しいことにチャレンジし続けるシナジーシステム株式会社では、従来の量産加工事業を大幅に変更することになりました。
ポイントは1つ!!
加工費は 6,000円/時 ポッキリ(材料費・送料は別)で、リピート品の加工を請け負わせていただきます。
こちらの請負方式が従来の調達と何が違うかお分かりいただけますでしょうか?
私は最初にこのアイデアを聞いた時には、「ん?結局時間を数量で割れば通常の単価見積と一緒なのでは?」と思っており、販促資料を作ろうにも頭を悩ませておりました。
そこで従来の見積をじっくり見てみました。
従来のA社様
品名 | 図番 | 単価 | 数量 | 金額 |
ブロック | AA-XX-001A | 1,600 | 100 | 160,000 |
ピン | AA-XX-004B | 880 | 50 | 44,000 |
合計 | 204,000 |
いたって普通の御見積ですね。ここの単価の所を相見積もりで見て最安値の所に仕事を発注するというのが、セオリーになるかと思います。
しかし、この『単価』について、細部まで考えたことはございますか?
ここが一つ大きなポイントとなりまして、「単価」の内訳は「加工費(マシンチャージ)」「材料費」「消耗品(刃物)費」「表面処理費」などが合算したものです。
ここの細部まで御見積を取られたとしても、例えばB社はA社よりも材料費が10%安いが、加工費が10%高いため、合算した単価がA社の方が安い場合は、材料だけをB社に調達する等はせずに、合算した単価が安いA社へ発注するはずです。
また、加工費がA社は1000円、B社も同じ1000円だったとしてもその内訳がどうなっているのかは分からないことがほとんどです。
具体的にはA社の1000円の内訳は
{機械を動かしている標準時間5分}×6,000円/時間+{人が段取り替えをしている標準時間10分}×3,000円/時間
B社の1000円の内訳は
{機械を動かしている標準時間4分}×7,200円/時間+{人が段取り替えをしている標準時間13分}×2,400円/時間
となっているかもしれません。
これは一概にA社が良いB社が良いということではなく、各会社毎の見積の算出方法の違いに他なりません。
A社B社ともに製造原価を下げるためにプログラムの変更による加工時間の短縮や、治具の活用による段取り替え時間の短縮などを計って、自社の利益率向上に努めるということになります。
製造原価を下げて、自社の利益を増やす。全くもって正しいです!
さて、ここで当社の新しい事業に戻ってみます。
当社の加工費の内訳は以下の通りです。
{機械が動いている時間〕×6,000円/時間 のみ
いやいや、段取り替えとか人がかかっているからそこも入れないと!って言葉が飛んできそうですが、当社の量産加工用のマシニングセンタはターンテーブル式となっておりますので、もう一方が加工している間に次の段取りができるわけです。
1パレットでできる最適な数量をセットし、段取り替えの回数を減らし、そのタイミングを重ならないように工夫することで、段取り替えによるマシングセンタのダウンタイムを限りなく0に近づけることができるのです。
また、プログラムの見直しも合間に行うことで、より高速で加工する方法を追求することができます。
そしてこれを極めてくると、あることが起こります。
加工時間が短くなる → 加工費が安くなる
当社の努力が発注側の利益増加となります。
ここが面白いポイントですね!!
普通は!!努力して自社の利益を増やすんですよ。
このアイデアは、努力すれば自社の売上が減るんです!!
なぜそんなことをするのか?
そこは企業秘密です!!
発注業務をしていて、
「この部品簡単そうなのに、なんでこんなに高いんだろうなぁ」とか
「複雑な形状になると急に値段がハネ上がるんだよなぁ」とか思ったことはございませんか?
機械加工の経験者であれば、図面からおおよその加工時間が算出できると思いますが、そうでない場合はどうしても、相見積もりを取って一番安い所に決めがちです。
地域では最安値でも、全国で見たら平均より高いかもしれません。
そんな疑問を抱いた方は、是非一度当社で御見積を取ってみてはいかがでしょうか?
当社からの御見積は以下のような形でお出しいたします。
品名 | 数量 | 標準単価 | 時間 | 材料等 | 金額 |
ブロック | 500 | 6,000 | 8 | 20,000 | 71,000 |
ピン | 500 | 6,000 | 3 | 12,000 | 30,000 |
送料 | 5,000 | ||||
合計 | 106,000 |
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